いじめっ子のJulian、Auggieの幼馴染Christopher、優等生Charlotte。3人の視点から描かれる、もう一つのWonder。
続編は書かないつもりだった作者が、Wonder刊行後に米国で起こった”don`t be Julian”運動に違和感を覚えて書くことにしたというスピンオフ小説です。
3人が直面した変化と、その変化に戸惑う様子が描かれます。Julianの章では最初はちょっと腹が立ったり、ハラハラしたりしながら見守りました。
それぞれに立場や想いがあり、気持ちの変化があってゆっくりと成長していきます。
個人的には、周囲にどうみられるか気になってしまうChristopherのお話が一番好きでした。
未熟さと同時に温かみもあって3編とも最後にはみな愛おしくなってくるいいお話。
Wonderを読まれた方にはぜひ読んでいただきたいです。

