Geronimoのもとに妹から電話があり、話を聞くと宝の地図を手に入れたという。妹、従弟と共に船に乗ってエメラルドアイという宝探しに行く事になるのだが…
新聞社を経営しているGeronimo Stiltonが、巻き込まれる形で冒険にいくことになってしまうユーモア冒険もの。
イタリア発の明るく楽しいシリーズです。
特筆すべきは本文に混ざるカラフルなレタリング文字。
要所要所で、単語が色々なレタリングを用いてカラフルに表現されています。
次のページをめくるのが楽しみ!挿絵もポップで可愛らしい。
Geronimoがちょっと情けない系というか、頼りない系のネズミで毎回冒険に巻き込まれちゃいます。
ネイティブの7-10歳向けなのですが、新聞社の社長が主人公のせいなのか語彙レベルは高めでそこも良いですね。
本編は80巻以上、外伝が複数シリーズあり、同時進行で現在も巻数を重ねている人気シリーズです。
主な登場人物は共通ですが、1巻完結型で楽しいのでついつい続きに手が伸びてしまいました。
そして、この本の朗読版は効果音なども入っているのですがそれだけではなく、Edward Herrmanの朗読がとても表情豊かで本当に一人で読んでるの!?と時に思ってしまうぐらい上手いので、すっかりこの作品にはまってしまいました。
作品の雰囲気にも良く合っていてお気に入りなのです。
3巻分の朗読が入っているAudibleもありちょっとお得。
【追記_20224.9.28】
その後続きを読みたくてGeronimoシリーズをセットで入手しました。
読み進めて知ったのですがEdward Herrmanの朗読は10巻までで、11巻以降はBill Lobleyに変わったのですね。
Bill Lobleyの朗読はEdward Herrmanに比べ感情の起伏が大きすぎて少し苦手。
抑えた声の朗読の時は悪くないのですが、やはりEdwardでなくなってしまったのは残念です・・・。
ネット上でも惜しむ声をいくつか見かけました。
なにはともあれシリーズは楽しく、現在17巻まで読破。引き続き読み続けたいと思います。