5才のLottaはご機嫌斜め。きょうだいがお気に入りのぬいぐるみをいじめる夢を見た上に、お母さんが着なさいといったのはチクチクして大嫌いなセーター。もうこんな家に住みたくないと、お隣のおうちに引っ越すことにします。
この本、以前読もうとしたのですが、冒頭から主人公のLottaちゃんが不機嫌（5才の子供ならありそうな心理状態なんですけどね）なのに「うーん･･･」と思い、読むのを止めてしまっていました。
今回やさしめの本を読んでみたかったので、取り出して再び挑戦。
でもホントは、そこからが良かったのですね。
Lottaちゃんの行動に対して、両親やお隣のMrs.Bergのとる応対ぶりがなんとも良いです。
感情的にならず、かといって甘やかすわけでもなくきちんと受け止めてあげる･･･頭ごなしに「ダメ」とは言わないおおらかさ、ちょっと見習いたいな。すごく気持ちがほっこりしました。
