洋書のペーパーバックが読めたらいいな、とあこがれる人は多いようですね。
私もただあこがれていた一人ですが、多読に出会って英語を読む楽しさを知りました。
今回は、やさしい英語の本をたくさん読んで楽しむ「英語の多読」について解説します。
多読の3大原則
- 辞書は引かない
- わからないところは飛ばす
- つまらなくなったらその本は読むのをやめる
この3つを軸に、やさしいものから徐々にレベルを上げて洋書をいっぱい読みましょう!というのが多読です。
辞書は引かない、とはいうけれど
私の場合、自分なりのアレンジを加えていて、
何度も文中に出てくる気になる単語があって「これの意味が解ればなあ・・・!」
なんていう状態のときにはあとで辞書を引いたりします。
前後の関係からなんとなく意味が分かってくることもあり、
そうやって掴んだ単語は単語の持つイメージが印象に強く残るため、年月が経っても忘れません。
100%の理解にこだわらず読み進める
最初はとても簡単な英米の子供向けの本から読み始めます。
多少わからない部分があっても飛ばしながら読んでいくと、なんとなく意味が分かったり情景が浮かんできます。
時には単語レベルではなく、一文まるまる意味が分からないこともあり落ち込むこともあるのですが・・・。
細かい部分で悩むより今はこの文章パス!と進んでしまいます。
分かりにくくて苦労した本も、長く多読を続けた後に読み返すと前より読めるようになっていたりしますね。
何より、英語を英語のまま楽しめるというのはちょっと嬉しい・・・!
つまらなくなったらやめてもいいの?
面白そうな本を自分で選ぶのですが、読み進めるうち「何かこのノリ好きじゃないな」」とか
「面白くないな」なんて感じることもあります。
そうなったら、その本は読むのをストップして別の興味ある本に移りましょう。
自分が楽しめた、ストーリーが追えた、という満足感がモチベーションアップにつながるので、
楽しめない本だと思ったら深追いしないほうが良いです。
多読仲間内でも「投げ技」と称して自分に合う本に当たるまで本をスイッチしていましたよ。
まとめ
多読は楽しむことが一番大切なので、英語に興味があるのに英語が苦手な私でも取り組めました。
始めるときはまず30万語ぐらいを目標にするとよいのではないでしょうか。
私は最初の100万語まで、多読の読書記録手帳に本の感想を書いていましたが、
懐かしくて今でもたまに見返したりします。100万語ぐらいまで何かしら記録を残すのはおすすめです。