農場で暮らす子豚WilburとクモCharlotteの友情。ハムにされそうなWilburを助けるために、Charlotteがとった行動とは?
表紙の女の子が主人公のCharlotteだと思っていたのに、Charlotteはクモだったんですね。
農場の動物達がペラペラしゃべって意思が通じ合うという状況に少し戸惑いながら読み進めました。
文章的には読みやすかったものの、名作といわれるこの本を個人的にあまり乗り切れずに終わってしまったのがちょっと残念。
コンクールで入賞し気を失ったWilberに「死んだブタに賞はやらない」と言われ 皆で意識を取り戻させようとする所など、ややブラックに感じてしまったりしました。
時々ナンセンスっぽいところが顔を出して友情部分との乖離が気になってしまったところがあまり入り込めなかった理由なのかもしれません。
脇役である人間たちの描写が簡単になるのは仕方ないかもしれないけれど、出来ればもう少し登場人物(動物)たちの心情をみてみたかったかな。
動物中心ながら、ほのぼのだけで終わらせない所は良かったと思います。Templetonみたいにクセのあるキャラクターがいるところも。