ひどい吹雪の日、Calebは納屋に見知らぬ馬と老人を見つけます。老人は父のJacobを知っているというのですが、ここにやってきた訳を話そうとはしません。帰ってきたJacobは彼を見て驚き、そして…。
Jacobの過去の心の傷が明らかになっていきます。
Sarah,Plain and Tallシリーズの3作目。
結構人気のあるシリーズなのに 以前1、2巻目を読んだ時はそれほどピンとこなかったというか・・・やや退屈さを感じてしまったんですけれど、しばらく時間をおいて3巻目を読んでみました。
Patricia Maclachlanの作品とはちょっと波長が合わないのかな? と思っていたので、今回文章の素朴さや切なさがじわっとしみ込んできてなんだか嬉しかったです。
以前このシリーズを読んだ時はまだやっと読めている状態で 1冊読み終わるのに時間がかかっていたから、作品の空気感みたいなものがうまく読みとれていなかったのかもしれません。
じんわりと噛みしめて読了できました。