Emilyは外出先でお店の人から黄色い風船をもらいました。風船が飛んでしまわないように、お母さんが紐の所に重しとしてスプーンを結んでくれました。Emilyが喜んで遊んでいると、強い風が吹いてきて風船が飛ばされてしまい…。
幼い頃って、大人と比べて生活要素がシンプルな分 一つ一つの事柄の重さが重いというか、ほんとうに純粋なのですよね。Emilyの風船に対する想いのいたいけさとお母さんの優しさに胸がキューっとなりました。
切ない気持ちと希望が背中あわせの世界観が好きです。
大きな賞をもらっていなくても、いい作品はあるんだなぁ。出会えて嬉しい。