しっかり者のFrogとおとぼけ者のToad、2匹は友達。
5つの短編が1冊にまとまった本です。
2匹の友情がほのぼのと描かれ、Toadのとぼけっぷりになごんでしまいました。
春になったからToadを起こしたいFrogとまだ眠りたいToadのお話「Spring」が特に好き。
可愛い挿絵がいっぱい入っていて情景が浮かびやすいです。
作者が挿絵を描いているから、文章との親和性が高いところもお気に入り。
「Frog and Toad Are Friends」は1971年に出版されたものなのですが、この先も長く読まれていく良質な本だと思います。
児童書は絶版になってしまうものも多く、数年もたてば新品で手に入らなくなってしまったりするのですが、ロングセラーものは安心感がありますね。
Frog and Toad は他にも3冊でていて、シリーズとしても楽しめます。
著:Lobel, Arnold, イラスト:Lobel, Arnold
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