【英語多読_YL8】Harry Potter and the Deathly Hallows (Harry Potter,Book7)

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読みやすさレベル8  総語数 199,525

Harry、Ron、Hermioneの3人はVoldemortの不死の秘密である分霊箱を探し出し破壊する旅に出た。しかし箱は容易には見つからず・・・。

シリーズ最終巻。

ハリーポッターシリーズが刊行されていたころ、何度か手に取ろうとしたことはあったのですが、

試しに日本語版の1巻をパラパラめくって内容をみたものの当時はあまり興味がわかず映画も見ずでした。

多読を始め、初めて1巻を読み「賢者の石」の映画も見て、シリーズの残りも筋を知らないまま原書で読みたい!

と思ったのですが、その後多読から離れることになり年月が流れ…

そして2023年4月、シリーズ7冊の読了を目指し1巻から開始、2024年4月に7巻を読了しました。

1巻では主人公のHarryは11歳。1巻ごとに1つ年を取り最終巻では17歳になるのですが、Harryの成長と共に少しづつ文章の難易度も上がってゆくのですよね。

読者である子供の成長に合わせてあるのかな。

1巻は児童書ですが、後半の巻ではYAになっています。

印象に残ったのは、親友といっても良いHarry、Ron、Hermioneの3人がかなり終盤まで意見の相違があり議論していたこと。

(シリーズ終盤で仲間の意見が割れ議論している事はあまりないような気が・・・)

方法が見つからず不安を抱えたままさまよっているところはこちらも一緒になってハラハラさせられました。

そして何人かの人物の意外な一面。

完璧な人間などいないというのはわかってはいても、よき人だと思っていた人のそうではない一面が描かれた時には、

ああそうなのか。そうだよね、人間だものね。逆もまたしかり。

明るいイメージの前半の巻より5巻以降の暗めの巻が心に残っているのは、そのあたりの善悪が入り混じった描写があるからなのじゃないかなと思う。

とはいえ、シリーズ内に学校生活の描写は多く、授業の様子だけでなく些末なケンカや10代の恋愛話もあって、それはそれで楽しく必要だよね。

様々な伏線が解き明かされていく最後はちょっと感慨深いものがありました。

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