家でも学校でも疎外感を感じていたJess。そこへ転校してきたLeslieはどこと無く変わっていてクラスから少々浮いている。彼女と友達になり二人で想像の国、Terabithiaを作り上げたJessだったが・・・。
主人公の心情表現が本当に細やかで、特に後半の描写は胸がかきむしられるよう。
前半の話の運びがちょっと弱めなのと、LeslieやJessのお父さん等 主人公以外の描写があっさりしているのが惜しい!
映画版のテラビシアにかける橋(2008)ではそのあたりが補足されたように感じたのだけれど、反対にJessの心情表現は控えめかな。
読み終わってみて心にずしっと重くくるけれど、どこかすがすがしさもありますね。
Jessの心情表現がすごく心に残りました。