大学教授のお父さん、画家のお母さんと暮らす10歳のAnastasia。
学校で詩を創作する宿題がでて発表したら、先生から「韻を踏んでいないし、文の始めが大文字じゃない」と皆の前で落第点。おばあちゃんは友達のおばあちゃん達よりずっと年をとっていてボケてしまい、私が孫だって事もわからない。それにいい年してお母さんが妊娠!?その赤ちゃんの名前を決める権利を得たAnastasiaは、思い切り変な名前を付けてやろうとあれこれ考えます。
明るく突き抜けた話なのかな?と読み始めました。
Anastasiaも両親も、とてもユニークな存在です。
でも太陽的な明るさというよりは月的なコメディっていうんでしょうか。
しゃれっ気はたっぷりで家族の会話はにやりとしてしまうんだけれど、どこか影みたいなものも感じる不思議な雰囲気のコメディでした。
シリアスなNumber the StarsやThe Giverの作者と知って、なんとなく納得。