ドラゴンを倒せば英雄になる、そんな村に生まれた少年は狩りに参加できる年齢になるのを心待ちにしていました。 ある日母親を失った赤ちゃん竜に出会い、ドラゴン谷に返してやることにしますが、そこで彼が知った事実が村に 大きな波紋を呼び起こします。
全6巻のDragonlingシリーズです。
ドラゴンがてでくるので、ファンタジー系といえばそうですが、それほどファンタジー色は強くありません。
親子や友達・地元の人々との関わりが丁寧に書かれ、子供向けといっても意外に深みのある話で、なんとも胸が切なくなります。
特に切ない系が好きな方には、おすすめですよ。私の大のお気に入りの作品です。
本当、もっと注目されてもいいと思うんだけれどなあ。このシリーズ。