少々変わり者でかかしのScarecrow卿とまじめで誠実なJackがSpring Vallyを目指して旅をする。山賊にあい、芝居に飛び入り参加、そしてほうきに恋をする珍道中。やがてSpring Vallyの所有権をめぐる裁判に・・・!?
最初はドタバタ喜劇?な展開にノリをつかみかねて戸惑いながら読んでいたけれど、中盤いかだで二人が海に漕ぎ出してからの流れが好きでした。
ドン・キホーテをちょっと思い起こさせるようなお話で二人の関係が印象的。
レベル5ぐらいになると挿絵がほとんどない本が多いのに、可愛らしい挿絵がこまめに入るのがよかったです。
裁判のシーンがあったり、語彙が難しめに感じる所もありましたが最後はほのぼのしました。