Edmund、Lucy、Eustaceの3人はナルニア国王のCaspianと共に東の果てを目指し船で旅立った。行方不明の先王の7名の友人を探すために。
ナルニア国物語の出版順3作目。
島々を巡りながら東を目指すCaspian達、長い旅の間に様々な不思議なことに出会います。
ユニークで楽しい場面もあるのですが人の欲や傲慢さが招く罪の事も描かれていて、時に人の内面をついてくるお話でした。
かけられた魔法を解くために一人は帰国することなく最果ての国に去らなければならなかった、その意味を考えずにはいられませんでした。本人がそれを望んでいたとしても。