Harryは校長のDumbledoreと共に「名前を言えないあのひと」の生い立ちをたどる。彼の隠された秘密とは…。
16歳になったHarryは反抗期も終えて大人になりつつあり、ティーンらしい恋愛も描かれます。
とはいえ、やはり深刻な事態であることに変わりなく今回とてもショックな事件が起こりました。
(Audio bookでStephen Fryの朗読も聞いたのですが、The Caveの章が真に迫っていて特に心に残りました。)
Harry達の年齢が上がるにつれ物語を読む人の対象年齢も上がってきているらしく、読みごたえもあり非常に楽しかったです。
最初の方の巻のお話は6巻に比べるとシンプルで、シリーズの後半から振り返るとそのシンプルさも輝きが増すような気がしますね。
あと1巻でどうやって終わるのかちょっと想像つかない…どんなふうに着地するんだろう。
最終巻を読むのが楽しみ。