床下で人目を忍んで暮らしていた小人たちは人間に見つかったことから、新たな住み家を求めて野に出ます。戸外での生活に慣れるのは大変ですが なんとか適応しようとするアリエッティ達。野育ちのBorrowers、Spillerも加わり日々の生活が始まります。
前巻と比べると大きな事件はほとんど起こらず日常の営みが淡々と語られるという、かなり牧歌的な作品。
こののんびりした箱庭的世界が好きな人には合うと思うのですが、私は途中でなにかもっと大きな出来事が起こらないかなぁと考えてしまったりして、相性的にはちょっと残念だったかな。
1巻は好きなんだけど…。
まだストーリーに起伏のある、ドキドキハラハラする作品ののほうが理解しやすく手に取りやすいかなぁ。
時間をおいてもう少し力が付いたらじっくり読み返してみたいとは思っています。